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“小規模”であることを“武器”に変える

“個別指導方式”で授業を受ける利点は何でしょうか?

学庵は極小規模の個人運営塾のため、残念ながら一般的に長所に挙げられがちな「時間の融通」は利きません。
また、担任講師は2名ですので、「好きな先生を選べる」わけでもありません。しかし、逆の観点から考えてみて下さい。授業は、塾長夫婦が毎日直接行いますし、先述の通り同じ「1:2型」の個別指導形態の中でもさらに一歩踏み込んだ、「同学年で同科目の組み合わせ」となる時間割を念頭に置いております。そして、これこそが最も
学習効果の高い指導スタイルであると、私たち学庵では考えます。それでは具体的に、どのような部分に「学習効果の高さ」が表れるのでしょうか?

【苦手・不理解・成績不振】の根底にある理由を探る

私たちは自信をもって、その疑問にお答えすることができます。どんな生徒であれ、講師から説明を受けた直後から完全には理解出来ないものです。まずは大まかにイメージを掴みながら、実際に問題演習などを通していくうちに、勘違いや,知識が定着しきっていない箇所を浮き彫りにし、そして徐々に『得点力』と呼べるまでの域に到達するのが普通です。もちろん、1回の説明だけで導入単元の核心部分を会得できる生徒が存在する一方、飲み込みがどうしても遅い生徒も少なからず存在します。また、今目の前の単元ならばテストなどでも得点できるのに、数ヶ月前に
習ったはずの単元となると、すっかり忘れてしまう生徒も、意外に多いのです。それでも、学校や塾で習っている
真っ最中の単元についてだけなら、しっかりと問題を解きこなせるという生徒であれば、学校で実施される小テストや定期考査で、表面上の高得点も可能かもしれません。たとえ、それが『真の理解力』を伴わない丸暗記の結果…、あるいは反復練習の賜物であってもです。

逆に、自分が心の底から納得出来るまで、かたくなになって講師の説明を聞き入れない生徒の場合、幸運にも講師が展開しようとする「話術」と、生徒が本来持つ「感性」が上手く噛み合った場合は、素晴らしく理解が進む反面、
いったんつまずくと、何も話を聞く耳を閉ざしてしまい、結果的に授業進度が遅れがちな生徒も存在します。
さらに“飲み込み”は人一倍速く、その単元で大切なエッセンスは吸収するものの、肝心の問題演習の段階になると、意力散漫や思いこみなどが原因でケアレスミスが頻発し、結果的には正解に至らずに得点出来ない生徒もいますし、自分の“飲み込みの良さ”を過信し、反復演習や宿題をないがしろにしがちな生徒もいます。そしてこういう場合でもやはり、正反対の特質を持つ生徒が存在します。すなわち、授業中は“要領の悪さ”を露呈するものの、自分でその
弱点を真摯に反省し、じっくりと何度も反復練習をおこなった結果、一定水準以上の得点率に至る者もいる訳です。その他にも、様々な間違いパターンを私たちは観察してまいりました。その中には、厳密には授業中の生徒の様子ではなく、「自宅でどんな風に宿題をこなしてきたのか」、「普段、どんな心構えで塾に通い勉強に励もうとしているのか」といった抽象的な所作も観察の対象としております。

例えば…、このHPの冒頭にあった質問事項に対し、御覧下さった保護者様やご本人様は幾つ該当なさいましたか?「どれも自分には関係ない…」と言い切れるのでしたら、この先をお読みになる必要もございません。でも実際は、何かしらの不安を感じていらっしゃるからこそ、こうしてこのページにまで訪れて下さったのでありませんか?これらの症状を2つ3つ、あるいはそれ以上併せ持つ、重篤な理解不足に悩む生徒、そしてその保護者様が存在するのも、否定しようのない厳しい現実なのです。しかし、たとえ如何に辛くて苦しくとも、まず生徒自身、そして保護者も同様に、『不理解の箇所』なり『得点を妨げる性癖』があることを素直に、そして真摯に受け止めて認めることから始めねば、成績向上は見込めないと私たち学庵の講師は考えております。
写真の人物は学庵とは関係ありません。

「良薬口に苦し」ということわざもありますが・・・

学庵にご入塾された生徒に対し、いったん本格的な授業が始まれば、必ずしも楽しく和気あいあいと過ごせる日々ばかりが続くとは限りません。生徒本人に厳しい注意を与える場合もあるでしょう。また、保護者様に危機意識を抱いていただき、問題意識を私たち学庵講師と共有していただくために『学習報告メール』などを通して、辛辣かつ深刻な表現でメッセージなりコメントをお届けしなければならない場合もあるかもしれません。しかし、入塾前まで成績不振でお悩みだった生徒本人や保護者様には、その状況に至るまでの何らかの悪しき原因があるはずなのです。
本来は、その事を生徒が自ら自覚できれば一番理想的なのですが、実際にはなかなかそうもいかないでしょう。
学庵で行う授業の特長は、「分かりやすく、丁寧に、程よい緊張感とアットホーム感を保ちつつ」の指導方針なのですが、隠れた最大の特長、そして他塾と大きく異なる点は、これまでに述べさせていただいたような、講師の的確な『弱点箇所発見』と『間違いパターン』を識別する分析力にあるのです。

『授業説明(アウトプット)』するのと同時並行して『情報収集(インプット)』する作業

それでは、具体的に私たちが授業中の生徒をどのように観察し、どのような『間違いパターン』によってつまずいてしまったのかをこれから数例ご紹介いたしましょう。これらは全て、過去に実際おこなった授業のうち、記録として保管してあったもののごく一部にすぎません。しかし、できるだけ実際の現場の様子を再現するため、問題及び答案の一部抜粋を画像として取り込んだり、生徒と講師のセリフを敢えてそのままの直話法にて書き添えました。
順次ご紹介する事例は、どれも決して「発展レベル」などの難問ではなく、生徒の現状の理解度を確認するためのものに過ぎません。しかし、1つの問題を自力で完答できないという事実が厳然と存在する以上は、必ず何かしらの“ミス”を犯してしまったはずです。そして、その奥底に何らかの“勘違い”や“不理解”が潜んでいると考えねばなりません。
学庵が誇る「分析力」は、「この生徒が間違えた本当の原因は何か?」を的確に生徒と
保護者様に対しご指摘申し上げるという、指導力の中でも特に重要な要素であるといえるでしょう。

⇒⇒具体的なエピソードを幾つか挙げております。
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