生徒の声に耳を傾ける…

ホーム学庵ってどんな塾?生徒の声に耳を傾ける…

忘れられない生徒の声

もう何年も前のことですが、ある中学2年の男の子が学庵に通っていました。その男の子は、お世辞にも勉強が得意とはいえませんでしたが、真面目で人なつっこく、私たち講師たちにもよくなついてくれて、何でも話してくれる…そんな生徒でした。入塾から1ヶ月ほど経ったある日の授業終了後、最後のコマ(5限目)で、その後の授業予定もなく、いつもの様にたわいもない世間話を交わしていたのですが、普段明るい笑顔が印象的なその子が、何かいつもと違う様子で、“悩みの相談”とも“ひとりごと”とも区別のつかないセリフを口にし始めました。

「なんでオレ、勉強でけへんのやろ?」

「俺、勉強がでけへんねん…。遊んでばかりで、勉強をせえへんのやったら、諦めもつくんやけどな…。したいこと我慢して、机にしがみつきながら、必死に努力したんやで。そやけど全然成績が上がらへん。なんでなんやろう?
腹立つっていうより泣けてくるわ…。ウチのクラスの中に、そんなに努力しているようには見えへんのに、いつでも成績のええ奴が人がおる。そういう奴に限って、算数も国語も理科も社会もできんねん…。「はぁ~」、何か思わずため息をつきたなってくるわ…。そういう奴とは、生まれながらに頭の出来が違うんやろか?それやったら、これはもうどうしようもないことなんちゃうん?自分が一番つらい思いをしている
時に、先生からも、親からも「努力が足りないからや!」と責められてばっかしや…。勉強が出来へんって事は、将来の可能性とかを狭めてしまうんかな?まだそんなん将来の事まで分からへんけどな…。そんなばっか考えてたら、
全部イヤになってまう。
でもなぁ、
ホンマはなぁ、俺かてやっぱり勉強ができるようになりたいんねん。もし、ホンマに賢ぅなれるんやったら、…それ誰か約束してくれるんやったら、俺、遊びたいことを多少がまんしてでも、机に
かじりつくことができると思うんやけどな。そやけど、学校の先生も、ウチの親も、だ~れも勉強の仕方なんか教えてくれへんかったやん…。
大人たちはみんな「頑張ってくれ」と言うけどやぁ、…でも何のために「頑張らな」あかんの?どないやって「がんばった」らエエん?がんばれば、何かが変わるんやろか?考えてもわからへん…。
だから、虚しい気持ちになってくるねん。あぁ、気ぃ重いわ…。なんで
勉強せなあかんのか、よぅわからん。どないして勉強すんのかもわからへん。そやから、勉強なんか面白ぅないんや。この前、テストの点が悪いからいうて
スマホも親に没収されてしもてんで!。
成績がエエか悪いかで「はい下から何番目や、おまえは!」
とかってすぐ「アホ」みたいに決めつけられてる感じや。ホンマ、めっちゃムカつくわ!でもな、自分ではどうにも
でけへん。なぁ先生…、俺…賢くなれるんか?

※写真の人物は学庵とは関係ありません。

差し伸べる手

生徒はみな自分なりに悩みを抱え込んでいます。
それは自分を飛躍させるために必要な
『試練』でもあります…。
でも、生徒だけの力では上手く羽ばたけません。
学庵には、そんな若鳥に差し伸べる手があります。

 

 

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